1835年(天保六年) 11月15日高知城下上町にて、郷士坂本八平の次男として誕生。 1853年(嘉永六年)19歳。 江戸の北辰一刀流千葉定吉門下に入る。この年6月、浦賀に黒船来航。 1861年(文久元年)27歳。 武市半平太「土佐勤王党」を結成。この年、米国にて南北戦争。 1862年(文久二年)28歳。 3月24日土佐藩を脱藩。10月、勝海舟の門下生となる。 1863年(文久三年)29歳。 神戸海軍塾の塾頭となる。 1864年(元治元年)30歳。 勝海舟との関係で東奔西走、西郷隆盛らと会う。 1865年(慶応元年)31歳。 閏5月長崎にて商社「亀山社中」を設立。 1866年(慶応二年)32歳。 薩長同盟成立。京都寺田屋で幕吏の襲撃を受ける。 楢崎将作の娘、お龍と結婚。 1867年(慶応三年) 4月、「亀山社中」を「海援隊」に改編し土佐海援隊長に任ぜられる。 6月、「船中八策」を作成。 10月、大政奉還成立。 11月15日、京都近江屋にて暗殺される。享年33歳。 1868年(明治元年) 3月、新政府「船中八策」を基にした「五箇条の御誓文」を発表する。
一、天下の政権を朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべき事。 一、上下議政局を設け、議員を置きて、万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に決すべき事。 一、有材の公卿諸候及び天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、宜しく従来有名無実の官を除くべき事。 一、外国の交際広く公議を採り、新に至当の規約を立つべき事。 一、古来の律令を折衷し、新に無窮の大典を撰定すべき事。 一、海軍宜しく拡張すべき事。 一、御親兵を置き、帝都を守衛せしむべき事。 一、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事。
1)上町病院に建つ坂本龍馬誕生地の碑 2)遺品 刀銘 吉行